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注文していたb-mobile WiFiが届いて使いはじめている。SIMは300kbps制限の代わりに手頃なb-mobileSIMで。
ファーストインプレッションとしては荒削りだけどいいものだ。どこでもWi-Fiと天秤にかけるつもりだったけど、このままいったらどこでもWi-Fiちゃんの退役は免れないだろうな...
モバイルルータとしての出来は怪しいところも。ウェブ上にはWPA暗号化を設定すると接続できない > 初期化もできない > 詰んだという報告がいくつかあがっていて、実際ぼくも試してみたらうまくいかなかった(初期化はできた)。そんなわけで今はWEPなんだがどうにも気持ち悪いのでファームウェアのアップデートを期待したいところ。
速度についてはやはり悪条件でも遅くならないのは大きい。もともと数Mbps出るものをわざわざ絞ってるんだからそのくらいは余裕か。
稼働時間は公称4時間。通信していない時間があるともっと伸びるらしいので、電源入れたままかばんに入れて歩き回るなんて使い方の多いごにいにはよさそうだ。
どこでもWi-Fiと比較して一番のメリットはやはり端末の小ささで、これくらい小さいとポケットに入れて持ち運ぶことができる。どこでもWi-Fiは現実的にはかばんに入れるしかなかったのでこの違いは大きい。
エリアはわりとどうでもいいと思っていたんだけどやっぱり明らかに広いと感じる。でも地下鉄のホーム以外はさすがに圏外なのね。天下のドコモ様ともなればトンネル内までキチガイ的情熱でカバーしてるんじゃないかと思ってしまったがさすがにそんなことはないらしい。
とりあえず現状ではおおむね満足。使い倒していこうと思う。
着替えとかの準備できるものは準備しておく。旅行用の歯ブラシが部屋のどっかにあったはずなんだけど見当たらないというかなんで旅行用装備と一緒にないのかという謎が。
ところでほんとに飛行機取れてるんでしょうねえ... いやぼくは信じる...!
今までずっと黙っていましたがWWDCに行ってきます。
別にApple関連の開発もしていないのになんでまた酔狂なという声も聞こえてきそうなところだが、なんとなく面白そうだったから、ぐらいの理由しかない。なんか面白いことないかなーと思っていた時にちょうどWWDCのチケットが発売になり、休暇取れるかなーと思いつつダメモトでボスに聞いたら業務として経費で行ってこいという話になって引込みがつかなくなった、という塩梅。
ところで、こんなこと書くと怒られるのかもしれないけど、正直言って最近のApple情勢というかiPhoneとかiPadとかは個人的にはわりとどうでもよかったりするのだ。スマートフォンのシェアとか時価総額とかについてはだからどうしたというほかない。
ごにいは個人的には何がAppleをAppleたらしめているかというとそれはジョブズのキチガイ性だと思っていて、それはオブラートかぶせて言うと他社に真似できない製品作りとかなんとかそんな感じになるんだと思う。
最近のApple製品はユーザーに広く受け入れられているからまだいいけど、NeXTSTEP(Apple製品じゃないけどさ)とかどういう神経で作ったんだろうなあと思うもん。80年代中盤という時代に自分の会社の社長が"Objective-Cでオブジェクト指向フレームワークを作ろう。ウィンドウシステムはPostScriptで"とか言い出したらどうなるかを想像するたびに頭おかしいよなそれ(褒め言葉)と思ってしまう。でも、デモビデオで自らInterface Builderを使ってみせたりしてるところを見ると自分のやってることは正しいとずっと確信していたことだろう。
だから、iPhoneアプリケーションの規制に関する度重なるニュースに対してもそのキチガイぶりにむしろ安堵していたりするのだ。まあ、もちろんこんなこと書いていられるのも他人事だからだけどさ。
頭おかしいよなでもおもしれーよなってことが起きるよう期待している。願わくば失望せずに帰ってこれますように。
さんふらんしすこ着。とりあえずiPadを大人買いしてやった。
とんじゃう
とんだ
西海岸は初めてだったが結構近いという印象。土曜日16時発の9時着。時差でふらふらになりつつもとりあえずiPadを買って(なにがとりあえずだ)ホテル着。あまりに眠かったのでビール飲んで寝て目が覚めたらまたビール飲んで寝るの繰り返し。
iPadはまあだいたい予想どおりの物体かなあ。まあ後でちゃんと書く。
WWDC前日。レジストレーションのために会場へ。カウンターがイニシャルで別れていて名字のGのところか名前のYのところか悩んだあげくYのところに列んだらハズレだったみたいでおねいさんがGのところまでバッジを取りに行ってくれた。横文字圏のこういうところは毎度やんだと言わざるを得ない。日本だったら絶対名字だとわかるのにーあでもこっちの電話帳とかも名字でならんでるのかしら。おまけでよくわかんないジャケットをもらってなんかこれを着ろということらしい。とりあえずWWDC会場は無線LANが使えるので調べものとかするときはそのへん行けばよい。
あ、セッションの内容はNDA対象らしいのでその辺は今後も書かないと思います。
あとメシ食う場所を調べたり。1人で食事ができる場所がすごく限られる国だとはとっくに学習しているので暇なときにちゃんと調べておかないといけない。サブウェイがなんか席がほとんどないような狭い店しかない。対してバーガーキングは無闇に広い店があるんだけどこっちのバーキンはあんまりおいしくないので消極的選択肢に。ウェンディーズは閉店していた。マクダーナルはなんか遠くにあるらしいけどまあ多分行かない。やっぱりショッピングセンターのフードコートが比較的気楽にいろいろ喰えるのでそういう場所がメインになっちゃう気がする。Westfield San Francisco Centreというでかいショッピングセンターがあってなんかそこがよさげ。
朝食はWWDC会場でも食べられるらしいがパンとコーヒーだけ置いてあってそれを朝食と言いはる彼らお得意の手口らしいのでまああまり当てにしない方向で。
サンフランシスコについて。出発前に気温を確認していたがこの季節だと東京より5度くらい寒いらしい。でも到着すると暑くて覚悟していたのと全然違う。でも日が落ちると寒いのでやっぱりほんとは寒いんだけど天気がいいときは暑いとかそういう感じなんだと思う。あと坂。昔ジャレコのレースゲームでシスコヒートというのがあって、こんな坂ねーだろつーか壁だろこれとかいいながら遊んでいたもんだけど、自分で運転したらほんとにあんな風に感じるかもしれないと思えるレベル。あとケーブルカーは観光資源でしかないのかしら...
チャイナタウンも行った。というかホテルから通り2つ分しか離れてなかった。ぼくは横浜中華街がはっきりいって嫌いで、それは完全に観光地化しているからなんだけど、入り口の方はそんなかんじであんまり楽しくなかった。対して奥の方は彼ら独特の猥雑さが感じられてよかった。現地人の話が全然聞き取れなかったけどあれは広東語なのかしらね。
ジャパンタウンも時間を見つけていってみないとなあ。なんか寂れてるらしいけど...
3時に目が覚める。まだ体内時計おかしい。
仕事のメールやっつけたりしてついたー見たらもう会場に並んでいるらしい。酔狂だなーと思いながらも自分も出る準備。
6:30ホテル発。スタバはもう開いてるし、店舗では開店準備してるしこの人たちはほんと朝早いよなーと。
6:40会場着。ってなんだこの行列! 最後尾を探して会場の周りを歩いてみると反対側まで列ができている。これ本当に基調講演聞けるのかなあ... まあ気長に待っていたら入場がはじまってなんとか講演会場に入場できた。
でWWDC基調講演。とっくにいろんなところでニュースになっているけど主な内容はiPhone 4とiOS 4。どちらも弱点を確実に潰してきていて、それは素晴らしいことだと思う。でも最初にiPhoneが出てきた時のなんじゃこりゃって驚きはもうないかな。あと開発者向けのカンファレンスの基調講演として適当な内容なのかなあというのも。開発者に向けての話ってApp Storeの審査の話とか、iBookstoreのユーザーがあなたがたの作ったアプリケーションを買う可能性があるんですよ、とかそのくらいだったような気がする。
午後からはセッション。眠くて死んだ。毎回いろいろ時差対策しているはずなんだけどうまくいかないよなあ...
WWDCは今日から本格的なセッション。内容については書けないけど。
朝食サービスがあると聞いていたので最初のセッションの15分くらい前に着けばいいかなーと思ってホテルを出たんだけど、いざ腹を空かせてそれらしい場所に向かったらそこには空のテーブルがあって、すでに戦いは終わっていたことを認識した。いいもんどうせパンしかなかったもん(すっぱいぶどう理論)。
そして朝食はおろかドリンクも昼食も完備なので手元のお金が全然減らない。まあそれくらい当然なチケット代払ってるんだけど。
昼からの睡魔は昨日に比べるとマシなような。充分眠いけど。
今日はすごく聞きたいというテーマはなかったので消化試合の趣きがあった。さて楽しみなのは明日だ!
パスタの缶詰のブランド。なんか恐ろしいことに今回の旅において2度も食べてしまったのだった。
この手の食品はデイリーポータルZで小馬鹿にされていたので不味そうだけど食べてみたいなあとずっと思っていて、アメリカで見つけて食べてみたらいや別に喰えるじゃん、という。
少なくともソースの味は十分食用に適する。うまくはないがまあ食べられる。DPZで取り上げている製品みたいにソースが甘いとかそういうこともない。DPZのやつはイギリス製らしいので、イギリスよりはアメリカのほうが相対的にまともな食文化を持っているということなんですかね。
スパゲッティは確かにふにゃふにゃ。給食のソフトメンってこんな感じだったような気もする。そういえばソースもそんな感じではないか。マカロニの方は食感はわりとしっかりしていて、入門用に良いのではないかと思う。入門してどうするのかというところに議論の余地はあるかもしれない。
あとはラビオリもあるらしいけどそれはまだ食べてない。今度来たときに食べてみるか。食べてみるかなんて書いてしまっている自分を見つけてなんだかなーという気分もあるが...
ひねくれものなのでNexus Oneを買ってきた。
ああ日記書かないと... 旅行記が途中で止まってしまうのはありがちだがよくないことだ。なんとかする。
午前は面白かったが午後はそうでもなかった。テーマとしては面白かったはずなんだけどね。
英語について。WWDCに行くと決めたはよいが自分は英語のヒアリングが破滅的にだめだと認識していた。Appleの開発者向けサイトにプレゼンテーションがあがっていたので、それをiPodに入れて通勤時に聞いていたのだが、なんとなく言わんとしてることはわかる感じだったのでまあなんとかなるだろうぐらいの勢いで旅立ったのだった。
しかしあんまりなんとかならなかった気もする。スライドを見ながらプレゼンテーションを聞いている分にはいわんとしていることはなんとなくわかるんだけど、メモを取り始めると耳が完全にお留守になってしまう。スライドなしでしゃべってるところはさっぱりわからなかった。
日常会話に関しては何をかいわんや。
まあでもなんとかしないとねえ。今回はしょうがないけどさ。
午前中は面白そうなセッションがなかったので観光。ジャパンタウン行ってみた。
ホテルからはバス。個人的に外国でバスに乗るのはいつもすごく緊張する行為で、ちゃんと目的地に向かってるのかも心配になるし、それ以前に止め方がよくわかんなかったりする。サンフランシスコのバスも日本のバスみたいな止まるボタンは見当たらないし、その割には"STOP REQUESTED"とかいって止まるのできっと乗客はなにかの手段で止めてるんだろうけどよくわからない。なんか空気を読むとかそういうのは彼らには似合わないし、運転手がエスパーとかそんなんなのかなあ、とか考えているうちに目的地周辺さあどうしようと思ったら他の乗客がぶら下がってる物干しひもみたいのを引っ張って、それが停止の合図になったらしいことに気づいた。なるほどねーとか思いつつ到着。
ジャパンタウン。確かにジャパンなタウンだねえと(あたりまえだ)。街中に日本語の看板が出てるのを見てワオ!ってなってしまうのはもうこっちがおかしくなりつつあるのか。Japan Centerというショッピングセンターがあったので入る。日本食レストランといろいろな日本的店舗。個人的に気になっていたサブカル方面はまんが専門店(紀伊國屋の一部らしい)、あとビジュアル系専門店、模型屋さん、プリクラ。まあごにいの感覚では面白い場所だけどサンフランシスコ市民があそこを訪れてどう感じるのか気になるところ。世間一般的には良くわかんない場所なんじゃないのかなあ。わかんない人はわかんなくていいとは思うんだけどね。
ラーメン食べて帰還。
午後からはちゃんとセッションにでたよ。
夕方からはWWDC Bash。要は飲み会。会場隣に公園があってそこで飲み食い。メニューはハンバーガー、フレンチフライ、ラップ、ハワイアンバーベキューとまあ彼らのお決まりパターン。まあこんなもんだと思ってたので別に。会場にはステージが用意されていてOK Goというバンドのライブがあった。オルタナティブらしいですね。ごにいは洋楽よくわからない子ですがかっこよかったと思います。
このへんはNDA対象じゃないよねきっと!
WWDC最終日。消化試合の趣も。セッションはリピートが多く、人が少ないせいか無線LANも快適。適当に面白そうなセッションをつまみ食いした。最終日は午前中でおしまい。お昼ごはんを食べて会場をあとに。
午後からは最後の観光に行こうかなーと思っていたんだけどめんどくなってやめた。ぐだぐだしておしまい。
内容のない日記。
とりあえずWWDC最終日まで。帰国日については書いてないけどまあ帰っただけだしいらんだろうという気もするので多分未来永劫書かない気がする。
あと今回の旅でいろいろ思ったことがあったのでそのへんについて書くかもしれない。もっとも公開できない内容になってしまうかもしれないのでそのときはここには載らない。
あと、Ruiは現状では過去の日付の日記を書くことができないんだよなあ。別にいいかなーというところではある。
だめだこりゃ。
Generated by Rui 0.4.3