今までずっと黙っていましたがWWDCに行ってきます。
別にApple関連の開発もしていないのになんでまた酔狂なという声も聞こえてきそうなところだが、なんとなく面白そうだったから、ぐらいの理由しかない。なんか面白いことないかなーと思っていた時にちょうどWWDCのチケットが発売になり、休暇取れるかなーと思いつつダメモトでボスに聞いたら業務として経費で行ってこいという話になって引込みがつかなくなった、という塩梅。
ところで、こんなこと書くと怒られるのかもしれないけど、正直言って最近のApple情勢というかiPhoneとかiPadとかは個人的にはわりとどうでもよかったりするのだ。スマートフォンのシェアとか時価総額とかについてはだからどうしたというほかない。
ごにいは個人的には何がAppleをAppleたらしめているかというとそれはジョブズのキチガイ性だと思っていて、それはオブラートかぶせて言うと他社に真似できない製品作りとかなんとかそんな感じになるんだと思う。
最近のApple製品はユーザーに広く受け入れられているからまだいいけど、NeXTSTEP(Apple製品じゃないけどさ)とかどういう神経で作ったんだろうなあと思うもん。80年代中盤という時代に自分の会社の社長が"Objective-Cでオブジェクト指向フレームワークを作ろう。ウィンドウシステムはPostScriptで"とか言い出したらどうなるかを想像するたびに頭おかしいよなそれ(褒め言葉)と思ってしまう。でも、デモビデオで自らInterface Builderを使ってみせたりしてるところを見ると自分のやってることは正しいとずっと確信していたことだろう。
だから、iPhoneアプリケーションの規制に関する度重なるニュースに対してもそのキチガイぶりにむしろ安堵していたりするのだ。まあ、もちろんこんなこと書いていられるのも他人事だからだけどさ。
頭おかしいよなでもおもしれーよなってことが起きるよう期待している。願わくば失望せずに帰ってこれますように。
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