参加してきた。
Go言語への興味は主に実用上のもので、ちょっとしたプログラムを作りたいというときの従来の選択肢は手軽なんだけど低速なスクリプト言語か高速なんだけど取り回しが悪いコンパイル言語かというもので、まあ大体はスクリプト言語で作り始めるわけなんだけど、そうすると大きいデータを処理するときにすごく時間がかかってしまったりして、ああこれがコンパイルできたらなあと思うことがすごく多いという事情によるものだった。
そこにきて開発効率と実行速度の両立をはかるというGo言語の発表。最初は文法とかがあまり好きではなくて抵抗があったんだけど、実際使ってみて慣れたらそんなに気にならなくなったし、なにより前述の問題を解決してくれそうな言語であることはわかった。
で、Tech Talk。URL Shortenerを作りながら言語の機能を解説しましょうというものだった。データ構造から入ってHTTPサーバを上げてほら動いたなんてよなんてのは序の口で、バックグラウンドでのシリアライズやRPCを使ったマルチプロセス化まで一気に行ってしまうところがGoogleらしいし、それができてしまうのもGoの能力だと思う。
懇親会。ぶっちゃけGoどうなんすかみたいな。個人的には上記の理由で期待してるんだけど、世の中的にはそういうニーズってどれくらいあるんだろうみたいな議論になったような。ぼくはニーズは昔からずっとあるんだけど、それに言語が応えてこなかっただけだと思う。ちょっとした、でも速度を要求されるコーディングをしたいときに、Cはプリミティブすぎて日が暮れるしC++みたいな言語オタクのオナニー言語なんかキモくて近づきたくないし。
そんなわけで今Goの人たちがやっていることは正しいと思う。今後の発展に期待したい。
開催してくださったGoogleのみなさん、どうもありがとうございました。
TODO: もうちょっと英語なんとかする
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