gonypage diary
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16:16 もし孫正義が自然エネルギーにかぶれたら
孫正義が休耕田をメガソーラーにしたいそうです。えーでもメガソーラーって普通こういうのだよね? 一箇所に大量のソーラーパネルを設置する形じゃないと保守運用なんかできなさそうだし、日本中に分散したソーラーパネルで作った電気をとりまとめるための電線網を作るなんてありえない。なに言ってるんだこいつというのが最初の印象だった。
でもふとひらめいた。これはソフトバンクモバイルのモデルを応用すれば実現できそうだ。もしぼくが孫正義だったとして、ソフトバンクエネルギー(SBE)を作って太陽光発電の事業を進めるならどうするかの思考実験をしてみた。
- 休耕地の地権者と契約する。0円! とかいってソーラーパネルで割賦を組ませる
- 作った電気をSBEでとりまとめて電力会社に送り、相応の金額を加入者に払う形でもいいし、いっそのこと加入者に直接電力会社に売電させてもいい。発電は事業の本質ではない
- ソーラーパネルの保守管理費用は加入者負担。SBEの腹は傷まないようにする
- 通信モジュールを取り付けてSBEのサービスマンを自動で呼ぶ仕組みを導入してもよい。もちろん費用は加入者負担。SBMの加入者も増えて一石二鳥
- 発電能力とかははっきりいってどうでもいい(ので5000万kWとか適当なこと言っておく)。電波入んないSBMが加入者を増やし続けてるのと同じで、大切なのは契約を取りつづけること
- おそらく太陽光発電で採算をとることは不可能。加入者は発電による収入よりも割賦の支払いが大きくなり損すると思われるが、別にSBEの腹は痛まない
- SBMの実態が通信サービスの会社ではなく端末を割賦販売する会社であるように、目指すのは電力を供給する会社ではなくソーラーパネルを割賦販売する会社
この路線なら採算のとれる事業として展開できそう。さすが孫正義だね!
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