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2021/04/29

13:45 WSL 1でUbuntuのアップグレードにハマった

Ubuntu 21.04がリリースされた のでWSL 1上の環境をアップグレードしようとしたのだがうまくいかなかった。現象としてはこれに近くて、do-release-upgradeの実行中に内部で中断され、/var/log/dist-upgrade/main.logにはabort calledと残っているがその直前になにが起こっていたのかはよくわからないというもの。

対策としてはsnapdパッケージのアンインストールで、その後do-release-upgradeを実行したところ現象は起きず無事アップグレードできた。

アップグレードスクリプトを調べたが件の現象はここで起きていて、snapコマンドを実行後stdout、stderrを見てSnap Storeへの接続を確認しようとしている。しかし、WSL 1上でsnap debug connectivityを実行したときにはstdoutは空、stderrには以下のように出力される:

Interacting with snapd is not yet supported on Windows Subsystem for Linux.
This command has been left available for documentation purposes only.

このメソッドはこれをうまくハンドルできず、だまってself.controller.abort()を呼んでしまう。なので現象の把握にだいぶ手間取った... snapdパッケージが入っていなければこのメソッド自体に入ってこないのでこの問題は回避できる。

しかし、これ以前からいつハマってもおかしくなかった気がするんだけど、なんで急に出たんでしょうね... 以前はWSLのほうでなんか対策してたんだろうか。よくわからないがまあまずはめでたし。

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